12月2日(金)すばる⭐︎カナピーとのお別れ
11月から、2年生のクラスでは、とある話で話し合いが行われました。
教室で飼っている、カナヘビのカナピーをどうするかということです。
9月にカナピーに出会ってから、教室で飼っていました。
毎日子どもたちは声をかけて、遊んでいました。
エサ(コオロギやクモ)を校庭で捕まえて、カナピーにあげていました。
寒くなってくると、エサになるコオロギたちが捕まえられなくなります。
そもそもカナヘビが冬をどう過ごすのかもよく分からない状態でした。ネットで冬眠するのだと知った子もいました。
何も分からない状態だったので、自然保護センターに伺うことにしました。
阪谷の宝の地図でお世話になって繋がりができたところなので、
子どもたちもカナピーのことを聞くなら、一番のところだと言っていました。
自然保護センターの方からのアドバイスを聞いて、3つの意見にまとめました。
①にがす
②カゴの中で冬眠させる
③冬眠させずに飼う
みんなそれぞれ、自分の意見を言い合いました。
「お別れはいやだよ。きっとカナピーも離れたくないよ。」
「でもカナピーにも家族がいるかもしれないよ。」
「教室で冬眠させても、もうそのまま目覚めないことが多いってセンターの人が言ってたんだよ。死なせたらかわいそうだよ。」
「でもここまで可愛がってきたから、離れるのはいやだよ。」
「死んでお別れは、もっと辛いよ。」
「お金出してライトとエサをペットショップで買いに行こうよ。」
「それ、だれのお金??」
子どもたちは正直に自分の意見をぶつけました。
カナピーとのことを思い、泣いてしまう子もいました。
色々話し合った結果、カナピーを逃がすことになりました。
「カナピーを忘れないように最後に写真を撮ろうよ!」
そう話し合って、お別れの前にカナピーとみんなで写真を撮りました。
カナピーとはお別れしましたが、
いっぱい可愛がってもらったこと
自分たちのやりたいことを我慢して、休み時間も餌を捕まえに行ってくれたこと
毎日お水をあげてくれたこと
お別れを悲しんでくれたこと
カナピーにとっても、2年生と過ごした日々は宝物だったと思います。
また3年生になって、春に会えると良いですね
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